研究成果
◆研究成果論文
<久伊豆神社小教院叢書A>
『荷田春満の国学と神道史』
松本久史(國學院大學日本文化研究所助手)
<目次>
・序章
・第一章 荷田春満の学問形成と展開
・第一節 荷田春満と契沖の学的関係──『日本書紀神代巻訓釈伝類語』を中心に──
・第二節 荷田春満の学統に関する一考察──奥村仲之との関係を中心にして──
・第三節 荷田春満の神代巻解釈の形成過程──稲荷社祭神説と関連して──
・第四節 荷田春満の伝授否定とその意味──国学の発生と関連して──
・補論 『日本書紀』神代巻講義の聞書および問答書類について
・第二章 春満学の継承と展開
・第一節 稲荷社祠官著作の由緒記と荷田春満の神代巻解釈
・第二節 賀茂真淵の古道観
・第三章 遠州荷田派の学問・行動と神社
・第一節 杉浦国頭の学問形成と家職──前期国学研究の課題と関連して──
・第二節 近世遠江国における式内社研究──国学者の著述を中心に──
・第三節 近世遠江国における神社・神職の組織化の問題
・第四章 近代国学への展望とその研究
・第一節 「気吹舎蔵板」版行に関する基礎的研究
──「伊吹廼屋先生及門人著述刻成之書目」各種の紹介と考察──
・第二節 維新期平田派国学と民俗信仰──『宮比神』神像画を例にして──
・第三節 近代神道学者の国学観
・補論 國學院大學日本文化研究所における国学研究の歩み
・おわりに
(平成17年10月15日 弘文堂)
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